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「法座の言葉」について

専徳寺では昭和55年より、
法座が終わるたびに参詣者に葉書を送って来ました。
葉書には参詣へのお礼に続いて、講師の法話の肝要部分、
またそれを承けての住職の法語等を書いてきました。

 

当ページではこれらの言葉を紹介いたします。

 

過去の法話

No.271 新  晃真師 (令和1(2019)06/17)

 

【帰悦】

 

行信教校には、山本仏骨和上の晩年のエピソードが残っている。

 

寝たきり状態の病院のベッドで、
しかし和上はにっこりほほえみつつ空中に字を書いていた。
お嫁さんが、
「お父さん、今、何て書いておられたのですか?」
「【帰悦(きえつ)】と書いたんだよ。」
「どういうお心ですか?」
「悦んで、親元に帰らせてもらうこっちゃ!」

 

自らのいのちの終わり、死と向き合う中で、
常々聞かせてもらった往生浄土のみ教えを思い出す。
「死ぬのではなく、お浄土へ往(ゆ)いて生まれる」。
それはまるで親のいる故郷(ふるさと)へ帰るような心持ちです。

 

心の視野が広がっていくお念仏のみ教えです。

 

(おわり)

 


 
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