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住職備忘録

住職備忘録



※住職推薦。覚えておきたいお聖教等の言葉(僧侶向け)











  1. 和讃B
    (15) 光明月日に勝過して  超日月光となづけたり  釈迦嘆じてなほつきず  無等等を帰命せよ
    (16) 弥陀初会の聖衆は  算数のおよぶことぞなき  浄土をねがはんひとはみな  広大会を帰命せよ
    (17) 安楽無量の大菩薩  一生補処にいたるなり  普賢の徳に帰してこそ  穢国にかならず化するなれ
    (18) 十方衆生のためにとて  如来の法蔵あつめてぞ  本願弘誓に帰せしむる  大心海を帰命せよ
    (19) 観音・勢至もろともに  慈光世界を照曜し  有縁を度してしばらくも  休息あることなかりけり
    (20) 安楽浄土にいたるひと  五濁悪世にかへりては  釈迦牟尼仏のごとくにて  利益衆生はきはもなし
  2. 歎異鈔@:第一条
    一 弥陀の誓願不思議にたすけられまゐらせて、往生をばとぐるなりと信じて 念仏申さんとおもひたつこころのおこるとき、 すなはち摂取不捨の利益にあづけしめたまふなり。 弥陀の本願には、老少・善悪のひとをえらばれず、ただ信心を要とすとしるべし。 そのゆゑは、罪悪深重・煩悩熾盛の衆生をたすけんがための願にまします。
    しかれば本願を信ぜんには、他の善も要にあらず、念仏にまさるべき善なきゆゑに。 悪をもおそるべからず、弥陀の本願をさまたぐるほどの悪なきゆゑにと[云々]。
  3. 消息@:第26通
    (26)  尋ね仰せられ候ふ念仏の不審の事。
     念仏往生と信ずる人は、辺地の往生とてきらはれ候ふらんこと、おほかたこころえがたく候ふ。 そのゆゑは、 弥陀の本願と申すは、名号をとなへんものをば極楽へ迎へんと誓はせたまひたるを、 ふかく信じてとなふるがめでたきことにて候ふなり。 信心ありとも、名号をとなへざらんは詮なく候ふ。 また一向名号をとなふとも、信心あさくは往生しがたく候ふ。 されば、念仏往生とふかく信じて、しかも名号をとなへんずるは、疑なき報土の往生にてあるべく候ふなり。 詮ずるところ、名号をとなふといふとも、他力本願を信ぜざらんは辺地に生るべし。 本願他力をふかく信ぜんともがらは、なにごとにかは辺地の往生にて候ふべき。 このやうをよくよく御こころえ候うて御念仏候ふべし。
     この身は、いまは、としきはまりて候へば、さだめてさきだちて往生し候は んずれば、浄土にてかならずかならずまちまゐらせ候ふべし。あなかしこ、あ なかしこ。 親鸞
    ※有(ゆう)阿弥陀仏への返事。 念仏往生を否定することの誤りをただし、 信心と念仏が不離の関係であると述べる。 『末灯鈔』(12)
  4. 和讃(宗祖讃仰作法[音楽法要])
    ・十方微塵世界の  念仏の衆生をみそなはし  摂取してすてざれば  阿弥陀となづけたてまつる(82:弥陀経讃)
    ・煩悩にまなこさへられて  摂取の光明みざれども  大悲ものうきことなくて  つねにわが身をてらすなり(95:源空讃)
    ・五濁悪世のわれらこそ  金剛の信心ばかりにて  ながく生死をすてはてて  自然の浄土にいたるなれ(76:善導讃)
    ・弥陀の本願信ずべし  本願信ずるひとはみな  摂取不捨の利益にて  無上覚をばさとるなり(1:夢告讃)
    ・弥陀の回向成就して  往相還相ふたつなり  これらの回向によりてこそ  心行ともにえしむなれ(34:曇鸞讃)
    ・弥陀大悲の誓願を  ふかく信ぜんひとはみな  ねてもさめてもへだてなく  南無阿弥陀仏をとなふべし(54:三時讃)
  5. 本典大行釈@
    「いはんやわが弥陀は名をもつて物を接したまふ。 ここをもつて、耳に聞き口に誦するに、無辺の聖徳、識心に攬入す。 永く仏種となりて頓に億劫の重罪を除き、無上菩提を獲証す。 まことに知んぬ、少善根にあらず、これ多功徳なり」と。
  6. 和讃A
    (9) 道光明朗超絶せり  清浄光仏とまうすなり  ひとたび光照かぶるもの  業垢をのぞき解脱をう
    (10) 慈光はるかにかぶらしめ  ひかりのいたるところには  法喜をうとぞのべたまふ  大安慰を帰命せよ
    (11) 無明の闇を破するゆゑ  智慧光仏となづけたり  一切諸仏三乗衆  ともに嘆誉したまへり
    (12) 光明てらしてたえざれば  不断光仏となづけたり  聞光力のゆゑなれば  心不断にて往生す
    (13) 仏光測量なきゆゑに  難思光仏となづけたり  諸仏は往生嘆じつつ  弥陀の功徳を称せしむ
    (14) 神光の離相をとかざれば  無称光仏となづけたり  因光成仏のひかりをば  諸仏の嘆ずるところなり
  7. 一枚起請文@
    念仏を信ぜん人は、たとひ一代の法をよくよく学すとも、 一文不知の愚鈍の身になして、尼入道の無智のともがらにおなじくして、 智者のふるまひをせずして、ただ一向に念仏すべし。
  8. 本典総序
    @ひそかにおもんみれば、難思の弘誓は難度海を度する大船、無碍の光明は無明の闇を破する恵日なり。 Aしかればすなはち浄邦縁熟して、調達(提婆達多)、闍世(阿闍世)をして逆害を興ぜしむ。 B浄業機彰れて、釈迦、韋提をして安養を選ばしめたまへり。 Cこれすなはち権化の仁、斉しく苦悩の群萌を救済し、世雄の悲、まさしく逆謗闡提を恵まんと欲す。 Dゆゑに知んぬ、円融至徳の嘉号は悪を転じて徳を成す正智、難信金剛の信楽は疑を除き証を獲しむる真理なりと。
    @しかれば凡小修し易き真教、愚鈍往き易き捷径なり。 A大聖一代の教、この徳海にしくなし。 B穢を捨て浄を欣ひ、行に迷ひ信に惑ひ、心昏く識寡く、悪重く障多きもの、ことに如来(釈尊)の発遣を仰ぎ、かならず最勝 の直道に帰して、もつぱらこの行に奉へ、ただこの信を崇めよ。 Cああ、弘誓の強縁、多生にも値ひがたく、真実の浄信、億劫にも獲がたし。 Dたまたま行信を獲ば、遠く宿縁を慶べ。 Eもしまたこのたび疑網に覆蔽せられば、かへつてまた曠劫を経歴せん。 F誠なるかな、摂取不捨の真言、超世希有の正法、聞思して遅慮することなかれ。
    @ここに愚禿釈の親鸞、慶ばしいかな、西蕃・月支の聖典、東夏・日域の師釈に、 遇ひがたくしていま遇ふことを得たり、聞きがたくしてすでに聞くことを得たり。 A真宗の教行証を敬信して、ことに如来の恩徳の深きことを知んぬ。 Bここをもつて聞くところを慶び、獲るところを嘆ずるなりと。
  9. 和讃(1)
    (3) 弥陀成仏のこのかたは  いまに十劫をへたまへり  法身の光輪きはもなく  世の盲冥をてらすなり
    (4) 智慧の光明はかりなし  有量の諸相ことごとく  光暁かぶらぬものはなし  真実明に帰命せよ
    (5) 解脱の光輪きはもなし  光触かぶるものはみな  有無をはなるとのべたまふ  平等覚に帰命せよ
    (6) 光雲無碍如虚空  一切の有碍にさはりなし  光沢かぶらぬものぞなき  難思議を帰命せよ
    (7) 清浄光明ならびなし  遇斯光のゆゑなれば  一切の業繋ものぞこりぬ  畢竟依を帰命せよ
    (8) 仏光照曜最第一  光炎王仏となづけたり  三塗の黒闇ひらくなり  大応供を帰命せよ
  10. 歴代ご門主
    ご開山 親鸞 (1173 - 1262) ※宗祖
    第2代 如信 (1235 - 1300)
    第3代 覚如 (1270 - 1351)
    第4代 善如 (1333 - 1389)
    第5代 綽如 (1350 - 1393)
    第6代 巧如 (1376 - 1440)
    第7代 存如 (1396 - 1457)
    第8代 蓮如 (1415 - 1499) ※ 中興の祖
    第9代 実如 (1458 - 1525)
    第10代 証如 (1516 - 1554)
    第11代 顕如 (1543 - 1592) ※戦国時代に織田信長などと対立
    第12代 准如 (1577 - 1630) ※東西本願寺に分立
    第13代 良如 (1612 - 1662)
    第14代 寂如 (1651 - 1725)
    第15代 住如 (1673 - 1739) ※寂如の養子で実父は九条兼晴
    第16代 湛如 (1716 - 1741)
    第17代 法如 (1707 - 1789)
    第18代 文如 (1744 - 1799)
    第19代 本如 (1778 - 1826)
    第20代 広如 (1798 - 1871)
    第21代 明如 (1850 - 1903) ※海外開教を実施
    第22代 鏡如 (1876 - 1948) ※大谷探検隊を派遣
    第23代 勝如 (1911 - 2002) ※ 『正信偈』を改譜
    第24代 即如 (1945 - ) - 現門主
    新門 専如(1977 - )
  11. 本典教巻冒頭
    【1】 つつしんで浄土真宗を案ずるに、二種の回向あり。 一つには往相、二つには還相なり。 往相の回向について真実の教行信証あり。
    【2】 それ真実の教を顕さば、すなはち『大無量寿経』これなり。 この経の大意は、弥陀、誓を超発して、広く法蔵を開きて、凡小を哀れんで選んで 功徳の宝を施することを致す。釈迦、世に出興して、道教を光闡して、群 萌を拯ひ恵むに真実の利をもつてせんと欲すなり。 ここをもつて如来の本願を説きて経の宗致とす、すなはち仏の名号をもつて経の体とするなり。
     なにをもつてか出世の大事なりと知ることを得るとならば、
  12. 後序@
    慶ばしいかな、心を弘誓の仏地に樹て、念(おもい)を難思の法海に流す。 深く如来の矜哀を知りて、まことに師教の恩厚を仰ぐ。 慶喜いよいよ至り、至孝(しこう)いよいよ重し。 これによりて、真宗の詮を鈔し、浄土の要をひろふ。 ただ仏恩の深きことを念うて、人倫の嘲(あざけ)りを恥ぢず。 もしこの書を見聞せんもの、信順を因とし、疑謗を縁として、信楽を願力に彰し、妙果を安養に顕さんと。
  13. 御一代聞書@(237)
    (237) 一、弥陀をたのめば南無阿弥陀仏の主に成るなり。 南無阿弥陀仏の主に成るといふは信心をうることなりと[云々]。 また、当流の真実の宝といふは南無阿弥陀仏、これ一念の信心なりと[云々]。

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